僕、よく不動産用語や略語をそのままお客様に伝えてしまうので、後で嫁に「そんな言葉でいうたらお客様にわからへんかもしれんやん！」と怒られます。
嫁も、元々不動産のことは全く知らない一般人？やったので、はじめのころ「なにゆうてんこの人？」ちゅうのがよくあったらしいんです。
そんな用語を解説したいと思ってます。
今日2回目は「金消」です。
詳しくは「金銭消費貸借契約書」の略語です。
簡単に言うてしまうと、「ローンの契約」のことです。
簡単な流れですが、
中古戸建や、中古マンション、建築済みの新築戸建ての時は、
①申し込みして住宅ローンが通る ②不動産契約 ③住宅ローンの契約（これが金消ってやつです）④決済 ⑤不動産引き渡し という流れですが、
土地から購入してその上に新築戸建てを建てる場合は、
①申し込み住宅ローンが通る ②不動産契約 ③土地のローン契約 ④土地の決済 ⑤建物が出来てから建物のローン契約 ⑥決済 ⑦引き渡し
となって、ローンの契約（金消）と決済が2回あるんですよ！
めんどくさいですが、こんな感じです。
よくあるトラブルの一つとして、土地から新築建てる方に多い勘違いとして、土地の金消、決済が済んだらもういけると勘違いして
転職してしまったり、車買ってしもたり、新しい家電買ってリボ払いしてもうたりするんです。
これやってまうと、住宅ローン取り消しになってしまう可能性があるので、くれぐれも建物の決済が終わるまで我慢してほしいです。
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