先日こんな怖い記事を見つけました。
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「真面目に働いていたはずなのに、悲惨な老後が待っていた」これが今の日本の現実なのだ。
普通の勤め人として中流以上の生活を送ってきたのに、彼らはなぜ生活苦に陥ったのか?
安定した老後の生活に必要な資金? それは、3000万円、5000万円、場合によっては1億円ともいわれる。
確かに、老後に備えてカネはあるに越したことはない。
しかし、いざとなったら年金や生活保護があるだろうと楽観視したまま享楽的、刹那的にサラリーマン生活を過ごしていると、あなたはいつか「貧困老人」になってしまうだろう。
『下流老人―一億老後崩壊の衝撃』(朝日新書/2015年)の著者で、NPO法人ほっとプラス代表理事の藤田孝典氏が語る。
「現代の日本ではよほどの高収入でないかぎり、家賃や住宅ローン、あるいは子供の学費などを払いながら老後に向けた貯金や資産形成をしていくのは困難です。
例えば、普通に会社勤めをして年収400万円程度の人であれば、厚生年金の受給額は1か月あたり15万~16万円ほど。
もしも老後に病気などで多額の出費があれば、すぐに生活は不安定になってしまいます。
実際、平均年収が800万円以上あった金融機関の管理職など、一部上場企業のサラリーマンだった人たちでさえ『下流老人』に転落していくケースがあります」
藤田氏は老後の貧困が単なる自己責任にとどまらず、もはや少ない年金だけでは暮らしていけない日本の社会構造に原因があると指摘。
医療費や介護費などの支出を減らす国の施策が必要だという。
現在、高齢者の生活保護受給者は増加傾向にあり、近年では65歳以上が受給者の半数に迫る勢いだ。
これは、高齢者が生活苦に陥りやすい現状を示している。
出典:厚生労働省「生活保護制度の現状について」(平成29年5月)
「かつて我々のNPOへ相談に訪れた70代の男性は、もともと飲食店の正社員や介護の仕事をしていましたが、
月に9万円の厚生年金だけでは生活していけず、道端に生えている野草を食べて飢えをしのいでいました。
彼は生活保護を受給することになりましたが、これは海外や過去の話でもなく、現在の首都圏で起こったことなのです」(藤田氏)
真面目に働いて年金を払っていても、誰もが老後に貧困化する現代では、老いた先に待っている現実は悲惨だ。
貧困から始まる「孤独」「不安」「無気力」に苛まれ、時に病気に体を蝕まれつつ、どこにも行き場のない老後――これこそが、近未来のあなたの姿なのかもしれない。
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恐ろしい記事ですが、現実問題だと思います。
今、うちの嫁さんのお父さんも介護生活ですがいい施設に入ろうと思ったら、月に20万円以上は必要らしいです。
それも認知症など患ってるとその症状によっては入れない場合だってあるそうです。
僕ら世代が年寄になって今の年金システムで、そんな施設に入れるほど将来もらえるはずもなく、物価も上がるでしょうからさらに必要になってきます。
うちの義父や母は、戦前生まれで医療保険料は1割です。ですが僕らが高齢になって1割になることはまずないでしょう。
介護保険制度も、今のご老人を支えていくので精いっぱいやないでしょうか?
自分の親が、実際高齢になって介護が必要になってくると、自分らが年いったらどうなんねん???と、考えさせられます。
本当に先々をしっかり見据えていかないとな、と思う今日この頃です。
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