父の介護⑦父、入院先が決まる。

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いつもありがとうございます。嫁のMです(^^♪

久しぶりに、認知症の父のことです。
今年の2月ごろから父は、一人で生活することがだんだんと難しくなり、持病の肝臓の方も悪くなったり、血尿が出たり・・・。もう盛沢山な状態になっていきました。

そして、このままではデイサービスや施設にも入居困難だということがわかりました。
というのも、スポーツジムがクビになって長年そこで風呂を入ることが習慣になってたせいか、なぜか家で風呂入りたがらず何日も風呂に入らない日が続き、
ケアマネさんが、「お試しでうちにデイサービスに来てもらいますね。」といっていただいてほっとしたのもつかの間・・・。

デイサービスでの行動が、えらいことで・・・。
「帰る!こんなとこ俺が来るとこちゃうんや!!帰らせろ!!」などと暴言を吐いて、無理やり帰ってきたらしいのです。なんで~~~~~~????

なんちゅうことすんねん。せっかく・・・ああ~~~~!
でも、このころちょっとしたことでキレてたし、ジムも誰かと喧嘩したって言うてたしここでもかって感じです。
認知症状がでるまでは、本当に人づきあいがよく誰彼ともなく話して、明るい性格だった父がなんでこんな風になってしまったのか・・・。

それで父の今後を相談する傍ら、ケアマネさんの上司の方に父がデイサービスでどんな様子だったか伺うと、
「一度精神科のようなところでちゃんと治療してもらった方がいいです。
お酒をいっぱい飲んでこられた人は認知になると暴言吐いたり暴力行為を起こしたりする人多いんです。
ご本人が悪いん違うんです。病気のせいです。うちに入居されてる方にもそういう方いてます。
お年寄りの方ってやはり骨とか弱くてね、ちょっとポンっと押しただけで骨折れたりするんです。
だからもし暴力沙汰になってご家族さんに賠償責任とかなってくると・・・施設側としては出て行ってくださいってなります。それはどこの施設でも同じやと思うんです。
しっかり治療したら落ち着かはります。」と言ってくれました。

「このままでは、お父さんもしんどいんと違うかなあ。」とも。
ゆくゆくは父が気に入った施設に入ってもらおうと呑気に思ってた私たちにとっては、え~~~~!!そうなんか、どうしようって感じです。

なるほどなあ、そうかもしれません。
幻覚や幻聴があるし、時間の感覚がない。何からしたらいいか、何食べたらいいかさえわかれへん。冷蔵庫におかずをいくつもタッパーに入れてあってもです。
今までできてたはずのなんてことないことができない恐怖と焦りみたいなものがあったと思います。
よくこのころ、この家嫌や!一人でいたくないと言ってました。すごい怖い思いしたんではないかなとも。
これ以上一人で生活することは難しい。かといってうちや兄の家で暮らすことは、さらに混乱を招き結局日中一人にしてしまう。

私自身、毎日父の家に通い数時間共に過ごして帰ってくるという生活が続き、熱が出たりしたとき父がまるっきり一人になってしまうことの恐怖。
私がいないところで、どうしてるのか心配で心配でどうしようもなくて・・・。
本人も同居は絶対いややというし、「お前に悪い、どっかで入院したい」ていうしもう仕方ないです。
入院したいといっても、させてくれる病院なんてあるはずがなく、ケアマネさんから、とにかく今の認知症状を何とかしましょうということで、
後日、ケアマネさんの紹介で兄と一緒に「阪和いずみ病院」に見学に行きました。

相談員の方や先生といろいろ父の現状を話し、「うちはあくまで精神科です。ふつうの病院とはやはり違うので、その辺をご了承ください。」
そして、ある階の入院病棟を見に行きました。

正直、緊張して足がすくみました。精神科病棟は初めてで、目の前の光景に只々驚愕しました。
明らかに、私が知ってる病院の入院病棟とは違う雰囲気です。
「ベットもね一応決まってるんですけど、部屋わからなくてもうだれかれともなくその辺のベットで寝てしまう人多いんです。
私物は一切持ち込めません。収集癖の患者さんがいて盗ってしまうので・・・」

ほとんどの方が車いすだったり頭部を保護するもの?を装着してる人も結構いたり・・・
認知症がかなり進んだ方、もしくはその他の精神疾患のお年寄りの方が入院されてる印象を受けました。

「ここで、お父さん生活するの?ちょっと無理な気がする」ていうのが正直なところでした。
父は認知症といっても、まだ自分のことは自分でできるし、トイレも食事も着替えもできます。当然自分で歩くこともできます。
それに父は結構神経質なところがあるし、自分のベッドにだれか寝てたら絶対怒ると思う・・・。私物一切無理って・・・???

とにかくケアマネさんに電話して、「あの病棟で、父はやっていけないと思う」といいました。
「じゃあ、とりあえずご本人に見てもらいましょう。私も一緒に行きますんで、再度違う病棟も見学に行きましょう。それでご本人が無理やっていうならまた考えましょう。」

別の日に、ケアマネさん、父、兄と私の4人で阪和いずみに見学に行きました。

先日いった病棟、また別の病棟、三つ目の病棟と3か所見て回りました。すると最後の病棟は見たところ症状の軽い認知や精神状態の方だったり、軽度?の症状だったりする方が入る病棟のようです。
年齢層も20代から高齢の方までいろいろです。一見するとどこが悪いんかわからない方もいました。ここやったら父もやっていけるかも??
父もここでいい。といいます。(ていうか、しんどいからもうどこでもいいから入院させてって感じでした(*_*)

こうしてやっと、父を受け入れてくれるところが決まりました。

わ~~長々と書いてしまいましたね”(-“”-)”

これらのことは今年入ってのことなのに、もうずいぶんと前のことのように感じます。

この約3ヶ月でいろんなことがありました。
また、後日書こうと思います。

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