先ず、住宅ローンには、「申込時」と「完済時」における年齢制限があります。
民間金融機関の住宅ローンの場合、申込時年齢が満20歳以上満65歳未満、
完済時年齢が満76歳未満というところが比較的多いです。
この場合は、申込時年齢が満70歳未満、完済時年齢は80歳未満の方となっています。
ですので、例えば60歳の方が住宅ローンを申込む場合、組めたとしても15年前後。
そこで…、親と子の同居を前提に住宅を購入する場合、
親と子を連帯債務とする事で、親の年齢に関係なく住宅ローンを借りる事が出来ます。
この融資のことを『親子リレー返済』と言います。
- 親子リレー返済のメリット
①親子の収入を全額合算できる
②後継者(子供)の年齢で返済期間を設定できる
→この親子リレー返済に限り、下記メリットもあります。
・親の申込時年齢に制限が無い
・団体信用生命保険(機構団信)につき、70歳未満であれば親でも加入可能
・親と子、同居しなくても良い