最近、この資格試験で試験問題が事前に漏洩した。
先日、このファイナンシャルプランナーの人に、
ローンのことで相談された方からの事案。
自身の状況に不安があって、ローンの申込み前にFPの人に相談をされたそうだ。
FPの勧めがあって個人情報を取り、現状の借入を把握された。
その結果、車のローンは完済してからローン申込みをすすめられた。
この方、早速、車のローンを完済し、完済証明も付けてローンの申込みを…
ところが、ローン審査は否決。
FPの人に相談した意味がない!とお怒りだ。
お怒りは至極当然のこと。
専門家に相談した結果がこれでは…
そんな感じで当方にご相談。
聞くと、年収や担保評価、単なる住宅ローン借入額の返済比率には問題がなさそうだ。
しかしながら、金融機関からは勤務先の業務内容など
色々と自身の状況を聞かれた様子。
中小の企業に勤務されていると、ときどき問い合わせがある。
金融機関は審査の際に、その企業状況の確認を取る。
まあ、気にはなるが、審査で撥ねられる理由には薄い感じだ。
あとは個人情報に問題があるとしか考えられない。
ただ、FPの人が信用情報をみているから、その対処法を伝えているはずだ。
しかし、詳しくヒアリングをしていくと懸念材料が多々ある。
1つはクレジットカードの多さ。
使っていなくても、カードローンの付加したクレジットカードは
審査上は使っているのと同じだ。
つまり、5枚のカードにそれぞれ30~50万の枠があれば、
150万円強の借入をしていると見られる。
もう1つは、教育ローンの借入。
数百万の短期借入は返済比率に大きく影響を及ぼす。
FPの人はこうした点をどうも見逃していた感がある。
当方では、信用情報などの書面の確認はまだしていない。
しかしながら、細かくお話を聞いていくと、審査不可の原因がわかる。
とりあえずの対処法。
とにかく、クレジットはすべて解約の方向へ。
また、教育ローンは可能であれば完済の方向へ。
これで、再度ローンの申込みをして、審査を受けることになりそうだ。
ローンの審査が不可になったのはご自身の問題。
FPの人には責任はない。
しかしながら、世間では専門家だ。
特に、住宅ローンに関する審査などは実務的な経験と金融機関との交渉術が必要である。
なかなか机上だけでは難しい世界だ…
㈱YSホーム
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