金融機関は、住宅ローンの審査で必ず申込人の信用情報を取得します。
過去にサラ金やクレジットの借入があったか、
延滞や自己破産などの金融事故がなかったかどうかを調べます。
延滞は一般的に3ヶ月以上支払いが滞った場合に個人情報に「異動」と記載されます。
この「異動」情報が記載されている間は、住宅ローンの審査はまず否決されます。
ただ、延滞が解消してから数年経過すると「異動」情報の記載は抹消されます。
延滞してからではありません!
延滞を解消してからです!!延滞を解消しないと、ずっと抹消されずに残ってしまいます。
先日、こんなお客様がいらっしゃいました。
自分は数年前に延滞を起こし、ブラックだが、家が欲しいので何とかできないか、という内容でした。
「では、個人情報を開示してください。」と答えると、
「個人情報を自分で取得すると自分がブラックだと言ってるようなもんだからやめた方がいい。とネットで書いてあったので。」
という答えでした。
いやいやいやいや・・・そんなわけないやん。順序がおかしい。
個人情報は、今、どういう状況かを見るもんです。今までどんなふうに返済してきたかを見るもんです。
個人情報を開示したからそこからブラックがのるんやないんです。
すでに過去に何らかの延滞があったことが記載されてるんです。
住宅ローン出す時点でどのみち銀行はあなたの個人情報取得しますよ?
おんなじことちゃうん?と思うんですけど・・・。
ネットでどのように書いてあったか知りませんが、どのみち明らかになるんやったら、本当に家が欲しいんだったら
いま、ご自身がどのような状態かを直視していただきたい。
それからでも遅くはないのです。
見て見ぬふりをするのは、その方の自由です。
ですがこのままほっておくと、開示するのが怖くて一生家は持てなくなります。
自分の個人信用情報は信用情報機関の窓口もしくは郵送で、クレジットカードがあれば最近はスマホからでも取得することができます。
住宅ローンの審査が心配な場合は一度自分の個人情報を確認することで審査が通るかどうかの目安が分かります。
数日返済が遅れたくらいでは延滞にはなりませんが、ローン審査にはマイナスポイントとなります。
気を付けていただきたいです。
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