キャッシュレス化の裏で、銀行カードローンによる過剰融資が問題。

公開日:

カテゴリー: 住宅ローン  タグ:  | | | | | | |


近頃、政府が増税の不況を何とかしたいというのもあってか、キャッシュレス化を推し進める風潮があり、その一方で問題視されてるのが銀行系カードローン等の過剰融資です。

今や、銀行では個人向けローン商品の中で、カードローンは住宅ローンに次ぐ主力商品なんだそうです。

確かに最近、住宅ローン面談時、お客様の借入状況を確認すると、

銀行系のカードローンを返済中の方、結構多いんです。一社のみならず、二社も三社も。

裏を返せば、それだけ簡単に借りる事が出来てしまう、と言う事です。

ちなみに、銀行は消費者金融と違い、個人への貸出総額を年収の3分の1までに制限する

「総量規制」の対象外の為、近年、カードローンで融資を一気に伸ばしています。

その結果、行員の凄まじいノルマの実態もあるようですが・・・。

このままでは多重債務者が膨れ上がるばかりのような気がします。

必要な人にお金を融資することは金融機関の本来の役割であり、責務です。

しかし、借入れによって顧客にその場しのぎをさせて、

後から返済に苦しませることになってないのか??

 

キャッシュレス化が悪いと言ってるのではないです。

支払いも小銭を出さなくていいし支払いもスムーズです。

お店側もキャッシュレスになったら強盗もなくなるでしょうしレジ業務も楽になるかもしれません。

特に、お年寄りは使いだしたらその方が楽だとは思います。

うちの嫁は、そういうのどんどん取り入れるタイプで、こないだも古い自販機やと小銭がいる。はよ何とかならんか、とブツブツ言ってました。

最近では、お寺や神社の賽銭もPayでというところもあるようで。

後10年もしたらバーチャル映像とかで参拝も賽銭も自宅でなんてことになるんかもしれません。

 

キャッシュレスがこのまま進み、簡単に支払いが済ませてしまう一方で、

お金を支払ってる実感というのが、ますます無くなってしまう。

気がつけば月々の支払いがとんでもない額に膨らんで、カードローンに手を出してしまう・・・。

特に若い世代なんかは、こんな簡単にお金借りられるんやと、そのままズルズルいってしまってるなんてことになってやしないか・・・。

借金してるという感覚が薄れてる気さえしてきます。

挙句の果てに、過払い請求や最悪自己破産に、なんてことにもなりかねません。

 

住宅ローンに関する業務に携わる一人として、このままで大丈夫なのか?とふと感じたりします。

 

何か不安になることがありましたら

ご相談ください。

相談無料です。

 

______________________________

不動産、住宅ローンのご相談はYSホームまで!

フリーダイヤル:08008888358

メールでのお問い合わせはこちらから

LINE@はこちらから